伊豆大川温泉にある全室源泉かけ流し露天風呂付の宿「いさり火」から
最新の情報をお届けします。
当館では、先の能登半島地震で被災した石川県を『飲んで応援』という形で少しでも応援させていただこうとの想いから、福光屋の「加賀鳶 極寒純米 辛口」を地震後の2月から採用してまいりました。
2月からの5ヶ月間、静岡の地酒9種類のご注文平均はそれぞれ約30合でしたが、加賀鳶は75合と圧倒的なご注文数でした(利き酒セットは含んでいません)。地元静岡の銘酒をしのぐご注文数からも見て取れるように、皆様の被災地への暖かいお気持ちを身にしみて感じており、スタッフ一同感謝申し上げます。
休館明けの7月20日(土)からは、能登のお酒「NOTO 純米大吟醸 2024 応援搾り 無濾過生原酒 新酒(Saved by 福光屋)」を数量限定でスタートいたします。いさり火では長年ぶりの純米大吟醸の登場です!!
日本酒の生産地として知られる能登は「能登杜氏」と呼ばれる酒造りのエキスパートを育てる銘醸地で、この地で育った能登杜氏はその高度な技術を受け継ぎ、石川県のみならず全国の酒蔵で活躍されています。
そんな能登には小規模ながらも美味しいお酒を醸す酒蔵が多くありますが、この度の能登半島地震でほとんどの酒蔵が被災しました。
数馬酒造さんもそのうちの一つで、経験したことのないような大きな被害に見舞われました。浸水等により酒造りが断念される中、1月末に搾りの日が迫っていた日本酒「NOTO 純米大吟醸」のもろみタンクは、奇跡的にも地震の被害を免れました。 日本酒「NOTO 純米大吟醸」は、KINMI Sake(日本酒応援団株式会社)さんと「数馬酒造」さんとのパートナーシップで創られる日本酒ブランドで、能登のお米、能登の水、能登の生産者によって作られたオール能登産の日本酒です。日本のミシュランレストランや世界の有名店でも採用されています。
金沢の酒蔵「福光屋」さんのご厚意によって救出されたもろみは無事に日本酒として搾られ、瓶やラベルはいつもと違うものの、オンラインで特別販売しています。福光屋さんは当館が2月から取り入れてきた加賀鳶と同じ酒蔵でもあります。石川県の酒蔵が一致団結して未来につなげるべく前に進んでいこうと、できるだけ早い段階でもろみの救出や上槽・瓶詰めの支援をされたそうです。
今回のNOTO 純米大吟醸は、完熟メロンの香りに、舌先のタッチは非常にまろやかで心地良く、旨味とキレを併せ持ち、食材を引き立てます。ジューシーな辛口の味わい、新酒ならではフレッシュな味わいをお愉しみくださいませ。
また、こちらは能登地震寄付金対象商品です。売上金の一部は能登地域全体支援を目的に日本赤十字へ寄付されます。
純米大吟醸、かつ、能登地震寄付金対象ということでこれまでのラインナップに比べてお値段は張りますが、日本酒好きなお客様はぜひ、石川県の熱い思いが詰まった「NOTO 純米大吟醸 2024応援搾り 無濾過生原酒 新酒(Saved by 福光屋)」を『飲んで応援』にご賛同、ご協力いただけましたら幸いです。
※ 当記事内の文面はKINMI Sake(日本酒応援団株式会社)様ホームページを参考にさせていただいてます。お写真については転載の許可をいただいています。 → 参考・転載元
※ 「NOTO 純米大吟醸 2024 応援搾り 無濾過生原酒 新酒(Saved by 福光屋)」は数量限定のため終了次第、「加賀鳶 極寒純米 辛口」を再スタート予定です。