伊豆大川温泉にある全室源泉かけ流し露天風呂付の宿「いさり火」から
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9月のいろりダイニングのディスプレイは伊東市出身の墨水画工・由(よし)三蔵氏による墨水画です。
水墨画と同様、「墨水画」は墨と水を使って描いた墨絵です。
古来の水墨画とは違って「墨水画」は、実写的に、自由な技法で絵画的に表現しているのが特徴で、中には、水と墨以外に塩を使って表現する方もいらっしゃいます。
麻紙の白い部分を残しながら、薄い墨を面相筆で重ねていく作業は決して効率良くはありませんが、墨の心地良い香りと和紙の地から生まれる水墨の絵肌は、西洋絵画にはない柔らかな感覚が得られます。
墨と水によるシックな空間でいろりダイニングのお食事を愉しみくださいませ。
※作品はいずれもご購入可能
【由三蔵氏 プロフィール】
1953年 静岡県伊東市生まれ
2001年頃まで 広告デザインの仕事に携わる。
2005年頃より 個人ギャラリスト「カツマタ画廊」へ出品。(現在、年に一回三人展を開催)
2017年 三島パサディナ美術館「大賞展」にて準大賞受賞
2019年 初個展「由三蔵 墨水画展」 沼津カフェ&ギャラリーハウス「KIZASU」にて
2020年 2回目の個展「由三蔵 墨水画展2」 同場所にて
2020年 三人展「美の狩人たち」 沼津ギャラリーにて
2021年 企画展「由三蔵 墨水画」 モン ミュゼ沼津(沼津市庄司美術館)にて