伊豆大川温泉にある全室源泉かけ流し露天風呂付の宿「いさり火」から
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すっかり空も風も秋らしくなってきました。
さて、10月のいろりダイニングを飾ってくださるのは、伊豆高原在住の陶芸家・鈴木秀昭氏による「陶器」です。
アメリカの大学を卒業後、石川県の九谷焼技術研究所で九谷焼を、アメリカの芸術大学大学院では先駆的なアートとしての陶芸を学んだ同氏。
昨年は、同氏の特徴ともいえる、宇宙や曼荼羅(まんだら)の世界を、金や銀、白金などきらびやかな色彩で緻密な紋様で描いていた作品を展示していましたが、今年は、まるで古代遺跡から出土したような大きな作品2点を展示しており、ダイニングは一気に博物館のような雰囲気になりました。
国内はもとより、海外でも数多くの受賞歴を誇り、アメリカでは雑誌で特集が組まれるなど、世界で高い評価を受けています。
世界で活躍する鈴木氏の世界をお楽しみくださいませ。
【鈴木秀昭氏 プロフィール】
1959 東京生まれ
1986 ユタ州立大学社会学部 卒業(アメリカ)
1991 石川県立九谷焼技術研修所 卒業
1993 クランブルック・アカデミー・オブ・アート大学院卒業(アメリカ)
陶歴
1992年 第13回ヴァロリス国際陶芸ビエンナーレ 文化相賞(フランス)
1994年 アーティスト・イン・レジデンス(バンフアートセンター、カナダ)
1995年 アーティスト・イン・レジデンス(ヨーロピアン・セラミックスセンター、オランダ)
1996年 アーティスト・イン・レジデンス(ウッドストックアートセンター、アメリカ)
1997年 アーティスト・イン・レジデンス 真露国際陶芸ワークショップ(韓国)
1998年 ゴールドコースト国際陶芸展 大賞(オーストラリア)
2000年 シドニーメイヤー国際陶芸展 奨励賞(オーストラリア)
2006年 シドニーメイヤー国際陶芸展優秀賞(オーストラリア)
2007年 日本大学国際関係学部 非常勤講師(~10年)
2009年 現代工芸への視点-装飾の力-(東京国立近代美術館 工芸館)
2012年 日本橋三越本店にて個展(08年、10年)
2013年 JOMON&IROE展(さんしんギャラリー善/静岡県三島市)
2014年~ 石川県立九谷焼技術研修所 県外講師
2015年~ 茨城県立笠間陶芸大学校 県外講師
2017年 ビジティングアーティスト(The Pottery Workshop、景徳鎮/中国)
2018年 「金彩の美学」吉田幸央x鈴木秀昭展(和光/東京銀座)
2019年 「色絵九谷」個展 (陶渓川美術館、中国)
直近では、2022/10/22~10/30 石川県金沢市にて「鈴木秀昭氏 作品展 装飾の世界」
その他国内外で展示、コレクション多数