伊豆大川温泉にある全室源泉かけ流し露天風呂付の宿「いさり火」から
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現在、稲取地方では、「雛のつるし飾りまつり」が各地で開催されています。
雛のつるし飾りは、女の子の健やかな成長を願って手作りの人形を吊るす、稲取独自の風習です。
その歴史は古く、江戸時代から続くと言われています。
当時は雛人形が非常に高価なため、一部の裕福な家庭でしか飾られませんでした。
雛人形を飾ることができない一般家庭のお母さん達は、「手作りで子供や孫の節句をお祝いしよう」とお古の着物の切れ端などで人形を作りはじめました。
これが稲取の雛のつるし飾りの始まりと言われています。
現在では、福岡県柳川に伝わる「さげもん」、山形県酒田に伝わる「傘福」と並んで、日本三大つるし飾りと呼ばれています。
今月にはTV番組「出没!アド街ック天国」でも取り上げられたことで、実際にご覧になってからお越しになるお客様も多くいらっしゃいます。
稲取地方では、文化公園雛の館、むかい庵がメイン会場となっています。
さらに、素盞嗚(すさのお)神社では、日本一の段数を誇る雛壇飾りが圧巻です。
588体もの人形が118段に並び、両脇には吊るし飾りが花を添えています。
さらに、こちらの雛壇飾りは地元の方がなんと毎日飾って、毎日片付けているんです。
雨天は中止ですので、晴れた日には是非ご覧くださいませ。
第25回 雛のつるし飾りまつり
★文化公園雛の館
2022年3月31日まで
午前9時〜午後5時 (4時30分受付終了)
入館料500円
★雛の館「むかい庵」
2022年3月13日まで
午前9時〜午後5時 (4時30分受付終了)
入館料500円
★素戔嗚神社 雛壇飾り
2022年3月13日まで
午前9時〜午後3時
無料
駐車場はむかい庵
花と観光の大使 N